2020年02月25日

岸和田で開催中の「塩田千春」展を観る

 地元の岸和田市で開催されている「塩田千春」展。会場も特別な場所ではなく、マドカホールの展示室。天井が低いので、ボリューム感を出すのに苦労されたのでは。しかし、母校の小学校の児童の作品を使ったり地元愛を感じた。森美術館で66万人も観客を集めた世界的な作家だが、親近感を覚えた。私自身は隣町の忠岡出身だが、岸和田にこれだけの作家がいることを誇りに思います。
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posted by nagahara at 21:44| 日記

2020年02月15日

個展終了

コバヤシ画廊での個展が今日で終了しました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございましま。これで、今年度の展覧会はすべての終了しました。次年度もよろしくお願いいたします。
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posted by nagahara at 19:25| 日記

2020年02月08日

産経新聞記事「永原トミヒロ」展



産経新聞文化部の渋沢和彦さんが、今回のコバヤシ画廊の個展について記事を書いてくれました。

 光と影による深く静かな世界を描き出す画家、永原トミヒロ(52)の個展が東京・銀座のコバヤシ画廊で開かれている。

 モチーフは作者が暮らす大阪の郊外の町並み。小さな路地、ひなびた工場、木造の倉庫群など開発から取り残されたノスタルジックな昭和の風景だ。

 永原は大阪教育大学美術科卒。昨年末、岡山県の奈義町現代美術館で個展が開かれるなど注目を集めた。大阪の中心部から離れた忠岡町で暮らし、子供のころから見てきたなじみの風景を油絵の具で描出する。青みを帯びたグレーの色彩に建物が黒い影を落とす。人の姿はなく、静まり返っている。全体は薄暗いが、わずかに明るさが潜む。寒色にも関わらず、なぜか温かみを感じさせる。鑑賞者はそこに希望の光を見るからだろうか。

 油彩画の新作14点。15日まで、問い合わせは同ギャラリー03・3561・0515。

posted by nagahara at 20:00| 日記