2021年05月27日

久々にブログ

 なんだかブログが面倒になり、しばらく書いていない。それに書くこともあまり無い。 最近は休日は、もっぱらステイホーム。コロナ禍ということはあるが、これが別に苦でもない。性に合っているのか。釣りにも行かなくなり、娘も家を出て妻との二人暮らし。平日は仕事だが、休日は疲れてゆっくりというパターン。しかし、先日の「日曜美術館」で、フランスベーコンの特集を見てから再び制作意欲が出てきた。長らく制作を続けていると、意欲がある時と無い時があることくらい分かるし、意欲がある状態が続くことはなく、また、無い時も続かないことは分かっている。今は少し出てきた状態。描いていても楽しい方だ。といって制作三昧になるほどでもない。でも、この状態がいい具合に力が抜けて良いのかも。作品が、ある程度、客観的に見られるから。
posted by nagahara at 22:50| 日記

2021年03月15日

2021年 コバヤシ画廊個展 展評

言水さん、紋谷さんが、コバヤシ画廊での個展について文章を書いてくださいました。
posted by nagahara at 17:37| 日記

2021年02月28日

鮮血を見る

 今日は作品のための写真を撮りに歩き回った。自転車でと考えたが、やはり歩いた方が感覚が敏感になる。近くにある川をどんどん海へ向かって歩いた。遊歩道が荒れ流れ着いたであろうゴミも目立つ。海へ近付いていくが、おそらく干潮なのか水位が低く泥が見え、匂いもする。しかし、こんな決して美しい自然でもないところでも様々な野鳥が生息している。たくましいものだ。より一層、自分の感覚が敏感になっていくのだが、なかなか一人にはならない。こんな所まで誰も来ないだろうと思っていたが老夫婦が歩いていたり、今にも倒れそうな老人がジョギングをしていたり、なかなか無人にはならないものだ。そう思いながらいよいよ行き止まりまできた。風が冷たくなり、もうすぐそこに海が見えている。そんな所に、自転車が2台停めている。捨てているような古いものではなく、さっき誰かが乗ってきたような新しさだ。辺りを見回しても誰もいない。橋の下のコンクリートの所に、血のようなものがある。近寄ると、結構な量の鮮血で、肉片のようなものも。ゾッとしたが、辺りには大きなウロコが散らばっていたので、おそらく誰かがボラかなにかを釣り上げ締めた後なのではないかと思った。とはいえど、こんな人気の少ない河口で一人で歩いていて血を見ると恐怖を感じる。犯罪に巻き込まれるのではないかという恐怖。しかし、その恐怖がより一層自分の中の感覚を敏感にさせてくれた。
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posted by nagahara at 17:36| 日記